アニメ感想 「ウマ娘 シンデレラグレイ 第7話 トレセン学園」【ネタバレあり】

2025年春アニメ

地方・カサマツから中央・トレセン学園へ──舞台が移ったことで、物語は新たな局面に突入しました。

アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」第7話「トレセン学園」では、主人公オグリキャップの“中央デビュー”が本格始動!
ギャグ・シリアス・熱血が絶妙なバランスで交錯し、今後の展開に向けた重要なシーンも多数描かれた回です。

なぜ僕が解説できるのか?

  • 原作を最後まで読み込んでいるからこそ、アニメ改変ポイントや伏線を深掘りできます。
  • 15年以上アニメを見続け、「可愛い×ギャグ×熱血」作品を追いかけてきた視点で、推しポイントを的確にピックアップ!


“灰色のシンデレラ”ことオグリキャップの躍動と、今後を予感させる見どころを語ります。

かっちゃん
かっちゃん

「プリティ」だけじゃない、「本気の競走ドラマ」を体感したい方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください!

前話の第6話については「アニメ感想 「ウマ娘 シンデレラグレイ 第6話 怪物」【ネタバレあり】」をご覧ください。

また、次話の第8話については「アニメ感想「ウマ娘 シンデレラグレイ 第8話 正しき資質」【ネタバレあり】」をご覧ください。

あらすじ

アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』第7話「トレセン学園」は、主人公オグリキャップが地方のカサマツトレセン学園から中央のトレセン学園へと舞台を移し、新たな挑戦が始まる重要なエピソードです。

👉️前話・第6話のあらすじと感想はこちら


中央トレセン学園に転入したオグリキャップとベルノライトは、トレーナーの六平銀次郎の案内で広大な学園内を見学します。

新しい教室では、個性豊かな同級生たちと出会い、彼女たちが新たなライバルとなることを実感します。

オグリは次なる目標として、トゥインクル・シリーズのGⅠ「クラシック三冠レース・日本ダービー」への出走を目指します。

オグリ『まあ、東海ダービーは走れなかったからな。

代わりに、日本ダービーの1着を北原にプレゼントするか。』

引用元:アニメ「ウマ娘シンデレラグレイ」第7話 オグリのセリフより

しかし、カサマツからの移籍時期とクラシックレースの登録期限が重なっていたため、登録手続きが間に合わず、出走できないという問題が発覚します。

この事態に対し、オグリは自らの実力を証明するため、中央のレースに挑む決意を固めます。

その初戦となるのが、GⅢ「ペガサスステークス」であり、現在4連勝中の強敵ブラッキーエールとの対決が待ち受けています。

一方、学園内ではシンボリルドルフ会長との間に緊張感が漂い、オグリの存在が中央のウマ娘たちに与える影響が描かれます。

👇️シンボリルドルフ会長「中央を無礼なめるなよ」発言とオグリの返し

彼女の挑戦が、中央の舞台でどのような波紋を広げていくのか、今後の展開に注目が集まります。


第7話は、オグリキャップが新たな環境で直面する試練や、彼女の決意が描かれる重要な回となっています。

中央の舞台での彼女の活躍が、今後の物語にどのような影響を与えるのか、引き続き注目していきたいところです。

アニメ「ウマ娘シンデレラグレイ」公式サイト

出典:アニメ「ウマ娘シンデレラグレイ」公式サイト

実際に視聴した感想

ギャグとシリアスの絶妙バランス!「かんたんオグリ」に注目

今回は、シングレファンにおなじみの「かんたんオグリ」が大量発生していて、クスッと笑える面白さが光っていました!

第7話は、新章スタートにふさわしいシリアスなシーンが数多くありました。

しかし、その重苦しい雰囲気をふっと和らげてくれる「かんたんオグリ」の登場が、良い意味でギャップになっていたからです。

「かんたんオグリ」が面白く感じられるのは、以下の2つの要素がうまく組み合わさっていたからだと思います。

  • オグリの天然ボケなキャラクターが、シリアスな展開の中でもブレずに健在であること。
  • ゆるキャラのような「かんたんオグリ」のビジュアルが、見た目からしてすでに愛らしいこと。

第7話では、たとえば次のような“重ための展開”がありました。

重ための展開
  • ブラッキーエールの宣戦布告と壁ドン
  • シンボリルドルフの「中央を無礼なめるなよ」発言
  • ブラッキーエールの挑発(カサマツを侮辱する発言)

そんな緊張感ただようシーンの合間に、数々の「かんたんオグリ」が出現し、いい意味で空気を中和してくれていました(笑)

特に印象に残ったのは以下の2シーンです👇

① ブラッキーエールの宣戦布告に対応する「かんたんオグリ」

👇️1分20秒頃から「かんたんオグリ」です。

② レース出走直前、ジャージをビターンと床にたたきつける「かんたんオグリ」

※イメージ画像です。大体あってます(笑)👇️

「かんたんオグリ」と重厚なシリアス展開とのギャップが楽しい第7話。

シングレ特有の緊張感とゆるさの両方を楽しみたい方は、ぜひご視聴をオススメします!

武者震いから伝わる覚悟!シングレフィルター全開の熱量がヤバい!

ペガサスステークス出走前の、オグリの武者震いのシーンがとにかく熱くて鳥肌ものでした!

というのも、アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」ならではの迫力、いわゆる「シングレフィルターが全開だったからです。

この作品特有の、プリティ要素を一切排した真剣な眼差しと重厚な演出によって、「ここからオグリが中央に殴り込みをかけるんだ」という気迫がビシビシ伝わってきました。

シングレフィルターとは?

『ウマ娘 プリティーダービー』本編の可愛らしい雰囲気とは対照的に、シンデレラグレイではウマ娘たちの表情・レース描写に特有の「迫力」が宿る描写スタイルを指します。

例えば、武者震いの直後にオグリが放つセリフからも、その迫力と気合いが伝わってきます。

『芝の香り・・・ 観客の声・・・ 風の感触・・・』

『血が湧く・・・ これが・・・ ここの景色!!』

引用元:アニメ「ウマ娘シンデレラグレイ」第7話 オグリの武者震い後のセリフより

このシーンは、公式YouTubeチャンネルの以下の動画の22秒あたりから視聴可能です👇


だからこそ、オグリの武者震いのシーンは「シングレフィルター」の魅力と、中央での大活躍を予感させるワクワク感が詰まった最高の瞬間でした!

このアニメ、どんな人におすすめ?

『ウマ娘 シンデレラグレイ』第7話は、ギャグ×シリアス×熱血の絶妙バランスが光る神回でした。

こんな方に、特におすすめです!


🎯ギャグとシリアスの緩急を楽しみたい人

今回の第7話では、「ブラッキーエールの壁ドン」や「シンボリルドルフの威圧発言」など、シリアスなシーンが続くきました。

その一方で、「かんたんオグリ」が大量発生するギャグパートが絶妙な緩急を演出しています。

  • 授業中にひょっこり現れる「かんたんオグリ」
  • レース前にジャージをビターンと叩きつける「かんたんオグリ」

これらのシーンは、シングレファンにはたまらない”ゆるさ”で、重めの空気を中和しつつ、オグリの個性をさらに際立たせています。

💡 こんな人におすすめ

→ 緊張感ある展開も好きだけど、やっぱり“クスッと笑える要素”も大事にしたい人!


🎯ウマ娘の“熱さ”を全力で感じたい人

ペガサスステークス直前、オグリが武者震いをするシーン──こここそが今回最大の見どころです!

『芝の香り・・・ 観客の声・・・ 風の感触・・・』

『血が湧く・・・ これが・・・ ここの景色!!』

引用元:アニメ「ウマ娘シンデレラグレイ」第7話 オグリの武者震い後のセリフより

と語るオグリのセリフには、これから中央で旋風を巻き起こす予感と、彼女の内なる闘志が詰まっています!!

このシーンを包み込む、独特の「シングレフィルター」(可愛さを捨てた迫力演出)が全開で、アプリ版『ウマ娘』では味わえない「本気の競走ドラマ」が展開されます。

💡 こんな人におすすめ

→ 熱いスポ根展開に燃える人、ウマ娘の「可愛い」だけじゃない部分が見たい人!


🎯主人公オグリキャップの成長を見守りたい人

中央トレセン学園への転入をきっかけに、オグリはまったく新しい舞台で戦うことに。

  • クラシック三冠に出られないトラブル発生
  • それでもGⅢ「ペガサスステークス」への挑戦を決意
  • 4連勝中の強敵ブラッキーエールとの直接対決へ

困難に真正面からぶつかり、己の力だけでチャンスを切り開こうとする姿は、まさに“灰色のシンデレラ”。

💡 こんな人におすすめ

→ 成長物語が好きな人、主人公が努力で道を切り拓く姿に胸を打たれる人!


総じて……

「可愛いだけのウマ娘じゃ物足りない」
「熱くてシリアスで、時に笑えるストーリーが見たい」
「オグリキャップという“灰色のシンデレラ”の物語を本気で追いたい」

そんなあなたに、『ウマ娘 シンデレラグレイ』第7話は間違いなく刺さるはずです!

まとめ:ギャグ×シリアス×熱さが融合!オグリの新章、ここに開幕!

アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』第7話は、中央トレセン学園への転入という物語の大きな節目でした。

それに加えて、「ギャグ・シリアス・熱血」すべてを高い完成度で融合させた回でした。

「かんたんオグリ」のゆるさでクスッと笑わせつつ、ブラッキーエールやシンボリルドルフとの緊迫したやり取りで物語に重みを持たせる構成は見事。

そして何より、オグリの武者震い──「シングレフィルター」全開の迫力演出が視聴者を一気に物語へと引き込んでくれました。

出走直前のセリフの

『芝の香り・・・ 観客の声・・・ 風の感触・・・』

『血が湧く・・・ これが・・・ ここの景色!!』

引用元:アニメ「ウマ娘シンデレラグレイ」第7話 オグリの武者震い後のセリフより

には、オグリの魂の震えが宿っています。

これから始まるオグリの中央での戦い。クラシック三冠には出られなくても、自らの力で道を切り開こうとする彼女の姿は、まさに“灰色のシンデレラ”の名にふさわしい。

可愛いだけじゃない、“本気の競走ドラマ”が見たいあなたに、今こそ「ウマ娘シンデレラグレイ」をオススメします!


第6話のカサマツ最終レースの感想はこちら
👉 ウマ娘 シンデレラグレイ第6話のあらすじと感想記事へ

第8話の感想はこちら
👉 ウマ娘 シンデレラグレイ第8話のあらすじと感想記事へ

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